テクノ歌謡は殺させない

テクノポップユニットUndefined.のHazkiのメモやらログやら

Cloud Girlは二度咲きます

「オリジナル曲では、歌詞を重要視しています」
とおっしゃるミュージシャンに出逢う機会がございまして。

その方の影響で、私も「歌詞というもの」を、
きちんとアウトプットしていこうと言う考えに至りました。

歌詞と言えば!
みんな大好き、私の初のオリジナル曲、Cloud Girl。
この曲、歌詞が2パターンあるのご存知でした?

「知ってるよー」って方はすごい!
HazkiのカルトQが開催されたらシード権を差し上げますので、
今のうちにぜひ名乗り出てくださいな!笑

と、いうことで、本日は私のオリジナル曲、
Cloud Girlを2パターン聴いていただきましょう。

まずは、先に創作した方です。


スマホの方は「Listen in browser」で、聴けます。

「Cloud Girl」
song by Hazki

Cloudy 誰かといても Cloudy ひとりでいても
雲は 晴れない 何も変わらない

Cloudy 考えなくちゃ Cloudy 知らない世界
きっと 気づかなきゃ 何も出会えないの

 求めるこころ 嘘は無く ただ深読みのし過ぎ
 置き換わる  わたしの気持ちは
 変わりたい 思いだけが 変わらないまま

Cloudy 止んでた雨を Cloudy もいちど降らせて
病んでる願い また連れてくるのは

Cloudy 心擂らしても 恋焦がれてるから
I have been waiting for, the rydeen clouds bring.

 綴られた文字 価値も無く ただ足踏みのし過ぎ
 あの瞬間の子供のまま 最後のレジスタンス 鐘が響けば

 雨降らせ 風呼んで クラウド
 叫べない夢のかわりに 全てをどこまでも覆い尽くして

 雨降らせ 風呼んで クラウド
 決心が揺らぐ前に 透明にいつまでも塗り替えて

雲の下で鬱々としていたGirlが、
その雲を纏い、雷鳴を引き連れて走り出す決意をするストーリーです。

この曲を書いた頃の私は、もうほんと盲目的なYMOのファンで、
勝手に、YMOが輝く雷電なら、私は雲だなって思って、
まず「Cloud Girl」というタイトルから産まれました。

あとはところどころ、十代の頃に書き溜めていた歌詞から拝借。
DTMというものを知る前から音楽が作りたかった私。
歌詞だけは中学生の頃から書き溜めていて、
ノート4冊にぎっしりと、
数にしたら200曲以上のストックがあるのです。えっへん。
でも、中学生が書いたものですからね、
本物の中二病な感じの歌詞が多いので、
とても使いづらいです。しょぼぼ。

Undefined.は2017年7月に1枚アルバムをリリースしていますが、
その中にも、実は、学生の頃に書いた歌詞の曲が
いくつか混ざっています。

さぁ、Undefined.のファーストアルバム、「My Opening」を聴いて、
Hazkiが学生時代に書いた歌詞の曲はどれか当ててみよう!
今数えてみたら3曲ありました。
正解した方にはHazkiのカルトQが開催されたらシード権を差し上げ(略)

さて、さらりと(思い切り?)、宣伝を挟んだところで、後半戦。
Cloud Girlはメロディがポップだしキャッチーなので、
過去にライブイベントに頻繁に出演していた頃は、
私のセットリストの締めの定番曲となっていたのです、が…。

「Cloud Girlすごく好きです」って言ってくださる方に、
感謝の思いを込めてCDなど手渡ししていたところ、
「えっ!こんな歌詞だったの!?」って言われることが
とても多かったです。

皆さんお優しいので、「こんな歌詞」の詳細について
教えてはもらえませんでしたが、
まぁ、恐らく「こんなネガティブな歌詞だったの!」って
ニュアンスだったのだろうと推測しています。
優しい嘘なら私、いらないよ…!

そんなリアクションを前にし、
こりゃいっちょ明るいライブ向きな曲に書き換えるかーって
サクッと歌詞を書き直しました。
この歌詞を書いたのは2015年頃かな。
はい、それが↓こちらのバージョンです。


スマホの方は「Listen in browser」で、聴けます。

「Cloud Girl」
song by Hazki

見上げた空模様 秘めてた胸の内
雲は晴れない 今日も変わらない
回り道しながら 気付いてしまったの
走り出さなくちゃ きっと出逢えない

 目を開けて見る夢を始めよう
 約束を口にするから
 世界よ ドラマティックに 私を迎えて

涙の雨の夜も 笑顔咲いた朝も
実は近くで繋がっていたの
最後のパズルのピース 心に押し込んで
やっと分かったよ もう迷わない

 終わらない舞台の幕が上がる
 憧れを歌にするから
 夜空よ ロマンティックに 私を包んで

 目を開けて見る夢を始めよう
 約束を口にするから
 世界よ ドラマティックに 私を迎えて

 風呼んで連れ出してクラウド
 輝きを声に乗せるよ
 飾らない言葉で 今伝えたい

ど、どうです?
明るくライブ向きな歌詞になったと思いません?
サビが口ずさめるって大事ですよね!!

クラウド感が薄れてしまった気もしますが、
1番では「見上げた空模様」と歌ってるし
2番で「涙の雨の夜も」って歌ってるし、全然OKでしょう。
いや……むしろクラウド感が上昇している…!?

どちらの歌詞も「あぁ、私っぽいな〜」と思うのですが、
私の中では、「雲=憂鬱」の象徴であります。
だけど、雲は雨をもたらし、
時に嵐を呼ぶパワーを秘めているのです。

人間も同じです。
憂鬱が時に原動力となり、
変わることや駆け上がることができるのです。
憂鬱があるから、人にも何だってできるパワーを秘めています。

元々、そんなことを表現したい歌詞だったので、
やはり私は、どちらかと言えば、
作品として、前者の歌詞の方が好みかもしれません。

と、言うか、安易に過去に作った歌詞から拝借をしてはいけませんね。
過去に作った歌詞はmidiにはなってないけど、
私の頭の中ではきちんとメロディー付きで鳴り響いているのです。

過去のノート4冊分、形にしてリリースするのに、
いったいどれほどの時間がかかるのでしょう。
新しい曲もたくさん書きたいし、困ったなぁ。
想像もつかないけれど、まぁ、いつかなんとかなるでしょう。
たぶん、私はどんな形であれ、一生、
音楽を作って歌うことから離れられずに生きていくのだと思います。

憂鬱な日だってあるけれども、
「I have been waiting for, the rydeen clouds bring.」